みんなのセオリー

こんにちは、オンデマンド機担当のOです。

突然ですが、皆さんは他人のここを見ればその人が分かる!というポイントのようなものはありますか?

私は他人の「手」と「歩き方」をよく観察しています。
「手」は癖や経験が出ますし、「歩き方」は性格が滲み出ていて見ていると面白いです。

……とまあ、変態的な前置きは適当に切り上げて早速本題に入ります。

個人的に印刷・デザイン業界の制作現場で働く人のここを見ると面白いというポイントがあります。
画像で既にお見せしていますが、IllustratorやPhotoshopの「ワークスペース」というものです。

「ワークスペース」とは色を変えたり、文字の設定を変えたりする「操作パネルの配置」を意味します。
(画像は筆者の実際の「ワークスペース」)

面白いのは人によってこの「ワークスペース」は千差万別だというところです。

その人が普段行っている作業や性格を色濃く映すので、見る人が見れば普段その人がどういった作業をしているのかが良く分かります。

初期配置なら「ああ、新人さんかなー」と思いますし、文字系のパネルが多い人なら「この人は文字にこだわりがあるんだろうなー」ですし、意味の分からない特殊配置なら「あっ、この人出来るな」と思ったりします。

特にこの配置が正しいという教えもないので、「ワークスペース」は人それぞれ独自の文化を形成しているのです。

逆にそれゆえに作業者が他人のPCを止むを得ず使わなければならないとき、みんな苦虫を潰したかのような表情になります。(これも見ていて面白い……)

なかなかDTP作業者のPCを覗く機会は無いかと思いますが、例えばデザイン系の会社に就職した新人さんが先輩のPCを見る機会などありましたら、なぜこれがこうなっているか、というのを観察してみると面白いと思いますよ、というお話でした。

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