多能工を ②-1

 多能工への行動開始。

まずは、印刷するための材料でもある刷版の制作作業のスキルを学ぼうと行動しました。

印刷業界に携わっている方なら刷版はどんなものか想像がつきますが、全く知らない方からしたら刷版?になると思います。

 私がイメージする刷版は小学生の時に彫刻刀で木の板を削り、版画を思い出します。その木の板が刷版だと思って頂けるとよいかと思います。

 編集されたデータを印刷が行えるように変換し、版を作成していきます。ここでの版は先ほどの木の板ではなく、アルミ板に焼き付けます。このアルミ板は何色で印刷されるかによって枚数は変わってきます。

 では、刷版OPからやり方などを聞きながら手取り足取り教えて頂きます。

データ枚数確認→データサイズ確認→データに合った台割作成※→台割にデータを流す→データを流し込んだモノを印刷出来る様に変換→アルミ板にデータを焼き付ける。

※台割:イメージ的には書きたい絵のサイズに対しての額縁みたいなモノかな?

ホントに簡単に流れを記載したので刷版OPからはもっと細かいところや苦労もあるぞと怒られそうですがご了承ください。

 正直、私はPCが得意ではありません。実際作業をやってみると、このデータをドラッグしてここにはめ込む・何々した後にここを選択など一つ一つの流れが細かい。なので頭に入るのに相当時間が掛かるように感じました。後、厄介なのが私の覚え方はこれは何でこうしなければいけないのかと疑問を持ってしまい。解決した後に次に進んでいくタイプの覚え方だということです。

 ですが、うちの刷版OPさすがです。事前に作業スキルを学びたいことを伝えていたので作業のワークフローを作ってくれていて。且、私の訳の分からない質問にも理由を返答してくれ、改めて仕事が出来る人材だと垣間見えました。

 私自身も印刷OPを今後育成していく折にはこの出来事を頭の隅に置きながら共に学んでいきます。

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