あらまほしきこと(〜であって欲しい)

4月に入社した新人さんも社外の合同研修を終え、いよいよ「マルワの仕事」を各部署巡って研修中です。
先日わたしの所—―内校(社内校正)についても説明を受けて貰いました。
職業体験の中高生やインターンの大学生にも説明・体験してもらう機会がままありますが、いつも「内校」作業の面白い部分を伝えたいと思っています。

と言いつつ、大変な部分だとか、気を付けて貰いたいポイントなんかを確りと心に留めておいて欲しいなぁ、という下心もありますが。

内校の仕事は、お客さまに印刷予定のデータをご確認頂く前に、
・お客さまの原稿通りか
・修正指示がきちんと反映されているか  の確認を基本として、

ご依頼に応じて
・誤字脱字、文章のチェック
・日付・曜日等の正誤チェック 等々の「校閲」をしています。

(仕事内容の分かりやすい例として、石原さとみさんが主演のドラマ『校閲ガール』を話題に出すことが多いのですが、2016年10月期の放送だったと知って、ただいま震えております……)

マルワは自費出版のお引き合いも頂いているので(出版者コードも取得済み!「HIME企画出版」です)、そうした案件の校正も行います。
殆どが、執筆された「お客さま」ご本人と制作をする我々だけなので、体裁・レイアウトの確認中に気になった点をお問い合わせさせて頂きつつ、修正のご指示を頂いて、直してまた見て頂いて……の繰り返しのやり取りで、自分が見付けた(気になった)点に対して何らかのアクションを頂けるとちょっと嬉しい。

自費出版にチャレンジするのは、お客さまにとって一大プロジェクトです。
当然、思い入れもひとしお。
ですから内容もぎっしり詰まったものになります。

想いが形になっていくのをお手伝いできるのが、この仕事のやりがいと楽しみのひとつです。

勿論、ペーパーレスが(印刷会社のマルワ社内でも)叫ばれる昨今は特に、印刷をご発注下さるお客さまのお仕事全て思いがいっぱいの大切なものです。
マルワで印刷して、頼んでよかった!と思って頂けるように頑張ります。

ところで。
いつも社長がFacebookで社員ブログをPRして頂く際、「校閲ガール」と書いて下さるのですが、いつまで「ガール」を名乗っていいのか少し心配し始めました……。うむむ。

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