「革命」と聞いて何が思い浮かぶでしょうか?
世界に目を向けるとミャンマーでの軍によるクーデターを受けて、「グローバルミャンマー春の革命デー」が各地で催されました。
Z世代の方々は聞いたことがないかもしれないけど「IT革命」も記憶に新しいところです。
あと、トランプの大富豪(大貧民)で革命を喰らったときのショックたるや。。。
前置きが長くなりました。最近話題の「オープンシェア革命」という言葉を聞いたことありますか?
私が知ったきっかけはNHKのとある番組。ダルビッシュ有投手が紹介されていました。彼は昨シーズンのメジャーリーグで日本人初の最多勝を獲得するなど、34歳にして今なお進化を続けています。そんな彼は自らの武器である変化球の投げ方をSNSで惜しげもなく公開しているそうです。
弱肉強食の世界。ライバルにみすみす秘密を教えるなんて!と凡人は思いますが、超一流は発想が違います。自分のノウハウをオープンにする→周りの人が学び、全体のレベルが上がる→そこから気づきを得て自らが更にレベルアップする。そんな好循環が近年の好成績につながっているのだと思います。
このオープンシェア革命を支えているのがまたITだそうです。
自らの技術が数値化でき、誰もに見える化できたこと、それを広く発信するSNSがなければ成り立たないですね。
スポーツの世界に比べてビジネスの世界では自社の財産をオープンにすることが難しいかもしれません。それでもトヨタ自動車が数年前にハイブリッドやFCVの特許技術を公開するなど「囲い込み」から「オープン化」へと動き出しています。カーボンニュートラルの実現には1社だけではなく業界全体のレベルアップが必要だと。まさに先見の明だったと思います。
さてさて、印刷業界も何かと閉鎖的だと言われます。著作権や肖像権などお客様の貴重なデータを扱うから致し方ない面もあります。
マルワではお客様の資産は守りながら、自社のノウハウや事例を惜しみなくお見せする「オフィスツアー(工場見学会)」を随時行っています。マルワのすみずみをご見学いただき、取り組みをうまくアレンジしていただいたお客様の成果が共有されて、それを弊社が学ばせていただくことも多いです。これも一つの「オープンシェア革命」でしょうか。
締めは宣伝です!コロナが落ち着いてきたらまた、積極的にマルワのオフィスツアーにお越しいただければ幸いです。
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