わりと読書は好きなほうです。
インターネットもゲーム機もない時代に生れ育ったので、子供のころの楽しみの一つが読書だったというだけかもしれませんが、本を読んで、その情景や主人公の気持ちを想像したり、物語の世界観に浸ったりするのが楽しかった記憶があります。
小中高時代はよく読んでいた本も、年々読む量が減ってしまい、加えて目の衰えや集中力の低下などで、今では月に一冊読むか読まないかの程度になってしまっています。それでも、本を読むとストレスも解消される気がするので、極力読むようにはしています。
読書には、集中力や読解力が身につき、語彙力も向上し、思考力もアップするというメリットがあるといわれています。様々なジャンルの本を読むと特に効果的だそうです。
と言いつつ、私自身が読むのはほとんどが小説。作者によってはある程度話の展開が読み取れる場合もあるので、最近は少し物足りなさも感じて、何か別のジャンルの本を読んでみようと思いました。かといってどんな本を読めばいいのかも明確ではないので、さしあたって家族が持っている新書の中から、比較的理解しやすいと薦められた本を借りて読み始めました。
新書とは文庫本より少し大きい105×173mmサイズの本で、様々な専門分野の入門書として刊行されることが多いジャンルです。
いざ読み始めてみると、前半は一般人にもわかりやすく書かれていて、小説を読むようにはいかないまでも、理解しやすかったので順調でしたが、徐々に知識が追い付かなる始末。
そこで、本だけでは理解しづらい部分はネット検索で知識を補充したり、休憩したりして頭を整理してから読み進めるということをしています。ちょっと苦労していますが、違うジャンルの本を読むのもいいものだと感じています。
本を読まない人が増え続け、大学生さえ本を読まない(何のために大学に通っているのでしょうか?)と言われる現在。短編でもいいので本に触れてみませんか。
ちなみに今読んでいるこの本は
「SDGsは「大衆のアヘン」である」と衝撃の一文から始まります。
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