先見の明を持つこと

この寒い時期を乗り越えるための防寒対策として、個人的にユニクロのヒートテックは絶対に欠かせないアイテムの一つです。お値打ちなのに機能性バツグン、改良を重ねて地道に進化をし続けているらしく、もう10年以上は毎年新しいものに買い替えながら寒さから護ってもらっています。

そんなヒートテックが優秀なのは然ることながら、元々私はユニクロそのものが大好き人間でもあります。お手軽価格なのに素材もしっかりしているし、シンプルなのに洗練されたデザインが多く、他のブランドの服と合わせやすいところが気に入っています。

ということで、先日久しぶり行ってきました。

そこでふと目にした、不要になったユニクロ商品を回収する"リサイクリングボックス"。ここ最近はネットで服を探すばかりで実店舗に足を運ぶ機会が減ったため、すっかりその存在を忘れかけていました。

「そういえばこのボックスってずいぶん前から置かれてるよな……。」と思って調べてみたところ、2001年に始まったということがわかり、なんと20年も前から環境問題に取り組まれているとのこと。今でこそ、時代の流れに合わせてサスティナブル商品が続々と登場していますが、ファッション業界でこれだけ前から環境のことを考えていた会社って、めずらしいのではないでしょうか?

そんなリサイクリングボックスの目的はというと、

①リユース

 難民キャンプや被災地への支援として、服を必要としている人たちへ届ける

②リサイクル

 ①でリユースできない商品を燃料やリサイクル素材として再活用する

と、公式ホームページ上では掲げられています。

これはきっと、服を満足に着ることができない人たちを助けるためだけではなく、私たち消費者への"つかう責任"に対する意識付けを促す意味も含まれているのではないかと思います。

個人的に、服は人が生きていくために必要なものであるだけではなく、人を笑顔にする力があると思っています。そして、その服の力はやがて社会にも繋がってくるはず……。

私たちが楽しんで着たものが、今度はどこかの国の誰かが大切に使ってくれる。そう考えると、いつか手放すその時まで大切に使おうと思えるのではないかな、と。それが私たちのできる"つかう責任"だと思っています。

そして、このボックスを通じて、「着る服があって嬉しい」と感じてくれる人はきっといます。それがいつか「服を着ることは楽しい」と、気持ちに余裕のある考え方に変わるような、そんな格差のない世界になってほしいですね。

そのためには、まず自分のできることとして、使わなくなった商品をボックスに入れることを忘れないところから始めたいと思います。毎回訪れるたびに「また持ってくるの忘れた!」を繰り返しているので……。(いい加減にしろ、と)

SDGsという概念がなかった時代から、先見の明を持ちながら走り続けてきたからこそ、今やいろんな国、世代から支持される企業の一つとして存在しているんだろうなあ、と改めてユニクロの凄さを実感しました。

おこがましいかもしれませんが、私たちマルワもそんな生き残れる企業を目指す一環として、以下のようなイベントに参加しています。

【SDGs AICHI EXPO2020】https://sdgs-aichi.com/index.html

~3/7(日)までオンライン上で開催しておりますので、ぜひちらっと覗いていただけたら幸いです!

ちなみに、今回のブログ、ユニクロの回し者が書いたみたいな内容になっていますが、ただのユニクロ大好き人間の戯言ですのでお気になさらず。

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