オンラインのジレンマ

いよいよメッセナゴヤオンラインも終了間近となりました。
他のスタッフのブログでもご紹介させていただいた通り、弊社ではSDGsを中心とした商材からライブ配信サポートといったニューノーマルの課題解決のための新たなサービスについても出展しております。

オンライン開催ということで、これまで接触する機会がなかった方々へPRできる一方で、様々ある機能(掲示板やデジタル名刺交換など)がうまく使いこなせなかったり、情報の更新が簡単に出来るのに反映ができなかったという反省があります。

弊社だけでなく、主催者も他の出展者も訪問者も初めての経験という方がほとんどのことと思いますが、様々なジレンマもあったことでしょう。

出展企業を探す立場でみると、4週間というロングランのため、「後でも見れる」と、ついつい後回しになってしまうというケースも多かったと思います。

これまでの展示会ってある種のお祭り騒ぎみたいな側面もあって、学生時代の文化祭のように短期間に皆が力を合わせて目標に向かっていくという空気感が好きでした。オンライン開催だとどうしてもそういう雰囲気は薄くなってしまったのは寂しかったです。

話題は変わりますが、この間サザンオールスターズの無観客ライブオンライン配信を50万人が視聴(有料視聴は18万人!)した、というニュースがありました。嵐も年末に無観客ライブ配信を実施するそうです。凄いことですが、サザンや嵐ほどメジャーではないアーティストが有料でライブ配信を行おうとすると、かなりの高い確率で赤字になるそうです。YouTubeやInstagramで無料で弾き語り動画を発信するならまだしも、お金をいただくからには期待を裏切れないので高価な演出や、プロの裏方スタッフが必要になってくるという事情があります。

エンタメ業界もますます2極化が進みそうですが、一般の企業においてもオンラインをうまく使えるか否かで大きな差がつきそうです。

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