お正月まで残すところ1か月を切り、年賀状の準備も済まされた方も多いと思いますが、今回はワードの「差し込み文書」機能を使った年賀状を紹介したいと思います。
◇準備するもの
・文面に使用するイラストや画像(フリー素材)
・宛名印刷に使用するエクセルで作った住所録
まずは文面からです。
ワードの新規文書を開き、用紙サイズをはがきにします。
初期設定では余白が35ミリになっているので、画像を配置しやすいように10ミリ程度に変更します。
画像やイラストを挿入します
先ほど余白を10ミリに変更しましたが、その範囲内に画像が挿入されます。
このままだと、配置された画像が固定されてしまうので、画像を追加したり移動したりしやすいように「書式」→「文書の折り返し」を前面にします。
完成です。
次は宛名面です。
ワードの新規文書を開き、「差し込み文書」から「はがき印刷」の「宛名面を作成」を選びます。
「はがき宛名印刷ウイザード」画面が表示されるので、項目にそって必要事項を入力します。
完成画面がこちらです。
これで一応完成ですが、よく見ると
・住所が2行になっている。
・名前の上に余白がある。
・差出人の電話番号が英数字で横向きになっている。
など、少し気になる点があります。
そこで「結果のプレビュー」のクリックしてみると、エクセルの住所録にない項目が入っているのがわかります。
「はがき宛名印刷ウイザード」は会社宛にも対応してので、会社・部署・役職の項目があらかじめ設定されているため、名前の上に余白が出来るのです。
不要な項目の削除や電話番号の修正をして完成です。
このままプリンターで印刷してもいいですが、「差し込み文書」→「完了と差し込み」→「個々のドキュメントの作成」を選ぶと1枚ずつ編集することもできます。
イラストや画像は無料サイトも多くあるので、年賀状作成ソフトがなくてもワードとエクセルがあれば同じように年賀状を作成することができるのでお試しください。
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