紅葉も終わり掛け、落葉の季節。
空気も乾燥し始めて、近付く年末。火の用心の季節です。
Web、SNSで「炎上」する企業アカウントが最近ますます増えたな、と感じるこの頃です。
具体的にどことは言及しませんが、今までの自分にとって身近な商品の企業の「やらかし」は一際ショックを受けがちです。
意見を表明までしなくても、選ぶ時の選択肢からは意識的に外すだろうな、という感覚。
「クレーム案件」を起こすとはどういうことか、他人ごとではなくしっかりと考えなければと思います。
そんな訳でタイトル。
「中の人」は軽く調べたところ、とある漫画のセリフを元ネタとした言葉だそうで。
マスコットキャラクターの着ぐるみの中に入っている人、またはキャラクターなどに声を当てている人のこと。物事の裏方担当、企業などの法人内担当者を指す言葉です。
企業として広報・発信をするアカウントの言動(プロモーションも含めて)が問題視された場合、たとえそれが担当者個人の考えであっても、アカウントが掲げる会社そのものと切り離して認識するのは困難です。
企業の外側の我々(一般消費者)は「ガワ」の企業看板、あるいはキャラクターしか基本的には見ることができない以上、総意なのか個人の主張なのか判断はできないわけですし。
一連の炎上に関連する意見に、「『自分の好きな領域』を仕事に取り入れる時は、自分の好みや視点が全てになりがちだから、特に気を付けなければならない」というのがありました。
「自分の好き、は誰かの地雷」とも言いますし、TPOを意識することも含めて、資料に基づいた客観的な視点を忘れてはいけないな、と思います。
発信する際にきちんと目的とターゲットを明確にすること。
内容の見直し・確認をおこなうこと。
できたら自分と視点の異なる人にも見てもらうこと。
価値観のアップグレードを忘れないこと。
社内で「広報委員」としてSNSやWebページ、広報誌「ぷりんトーク」の管理に携わる身として、独りよがりにならないように、誰に届けたいプロモーションなのかをしっかり考えていきたいと反省する霜月です。
若干キャラを見失いがちですが、真面目に頑張っているマルワの看板ムスコ、「ぷりんくん」のことも、宜しくお願いします。
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