テクテクライフと、GO TOを待ちながらと

日曜日に行われた「日本ゲーム大賞」。そこで「大賞」「経済産業大臣賞」「優秀賞」の三冠を「あつまれ どうぶつの森」が受賞しました。

久しぶりにゲームが世間で大流行しているのを目にした気がします。

まあ僕は「あつまれ どうぶつの森」を持ってないのですが。

そんな矢先に待ちに待ったゲームが明後日10月1日に配信されるニュースが飛び込んできました。

そのゲームのタイトルは「テクテクライフ」

昨年6月に8億円の赤字を残しサービスを終了したスマホの位置情報ゲーム「テクテクテクテク」の改良版。

ざっくり大赤字の「テクテクテクテク」を説明すると、「ドラクエウォーク」や「ポケモンGO」のように歩いて敵と戦う + 実際に歩いた場所を色で塗りつぶしていき、自分だけの国盗りができるゲームです。

このRPG要素で課金してもらうことを想定していたところ、ユーザーの9割が街の塗りつぶし国盗り要素の方にしか興味がなく、それは無料で遊べてしまうので、課金されずに8億円の赤字となったわけです。

今回の復活は稀なケースで、大失敗したものを、もう1度作るのは熱意だけではなんとのならないことがあります。インタビューの中でゲームクリエイターの麻野 一哉さんは

麻野氏:日本では敗者復活がすごくしづらいと、よく言われるんです。アメリカだと「失敗を知っている経営者のほうが信用できる」というので、もう1回お金を出すという人がいるんだけど。 

“一度失敗したゲーム”はなぜ復活するのか ― 『テクテクライフ』の裏にある執念を訊く
『テクテクテクテク』のサービス終了から、形を変えて復活するまで、はたしてどのようなドラマがあったのか。前作の“失敗”を踏まえた上で、『テクテクライフ』はどのようなゲームとなっているのか。そのすべてをあますことなく語ってくれている。

と話されています。

言い得て妙で、本屋に並ぶ「成功本」は、その人だからという要素が強いことが多いです。

「読めば必ず大繁盛!ラーメン店開業への道!」という本を読んでも100人中100人が大繁盛になることは無いと考えます。

むしろ失敗談の方が、失敗を回避するのに役に立ちます。

普段の仕事でも、失敗はつきもの。

自分の失敗でも、先人の失敗でも失敗を活かす。

大失敗を回避できるのではないでしょうか。

さて、今回の「テクテクライフ」は、どうなるのでしょう。

涼しくなってきたので、散歩のお供にいかがでしょうか。

テクテクライフ公式サイト
スマートフォン向け位置情報ゲーム「テクテクライフ」の公式ホームページです。iOS/Androidで配信中!

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