展開図作成のコツ

こんにちは、マルワの制作課のOです。

私は制作課ではありますが、やっていることは印刷だったり、
紙の用意や雑用だったりと多岐に渡ります。
先日の弊社会議で「ブログは自分の強みを書いてね」とお達しがありましたので、
たまには(?)自分の仕事内容の一部についてご紹介してみます。

タイトルにもありますが、自分の仕事内容の一つに展開図の作成というものがあります。
(箱とか、マスクケースとか、紙スタンドなどなど)

「強み」…とは言っても、正直何で自分のところに展開図の仕事が
回ってくるようになったのか、その成り行きすら忘れてしまったのですが、
展開図作成に関しては何となくでも出来てしまうものなので、
その中で感じた自分なりのコツをまとめてみます。
(需要有るか分かりませんけども…)

最初に言っておきたいのは展開図作成はゴルフと同じで、
「打ち続ければいつかは狙っているところにスポっと入る」ということです。
それを踏まえてのコツは以下のたったの2つだけ。

 ① 使用目的から大まかな形を考える。
 ② ①を基にサンプルを作成して、嫌な部分を直す。

①に関しては直感を信じるしかありません。
例えばマスクケースならば必ずマスクが入りますので、
標準的なMサイズを基にして底面を作り、あとは蓋や飛び出ない「返し」を作るだけ。
そうすれば自ずと形は見えてきます。

ちょっと大変なのは②の方です。
私の場合、①で出来た形(イラレで綺麗に成形しておきます)をコピー用紙に印刷し、
カッターやハサミでチョキチョキ切って1回組み立てます。

この時点で重心がおかしいとか、蓋が差し込めないとかいろいろ見えてきますので、
直していきます。
上記で「嫌な部分を直す」と表現しましたが、尖っている部分を丸くしておくとか
単純な部分を複雑にしたり、逆に複雑な部分を単純にしたり…
と気分で変えてしまえばいいです。

気分と言うと曖昧な説明になりますが、こういうモノづくりに於いては大事なことです。
自分の手にササクレがあるとしたら、尖っているところを丸くしたくなりますよね?
そんな感じです。

直し方については経験を積むしかないですが、
「打ち続ければいつかは狙っているところにスポっと入る」
という最初の言葉を思い出してください。
この言葉を信じれるかどうか…が展開図作成の最大のコツです。

本当は画像とかを載せて説明したいところですが、
お客様絡みの展開図もありますのでこの程度にさせていただきます。
長文になってしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。

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