多勢に無勢

先日、怖い思いをしました。
知らないうちにある集団の縄張りに踏み込んでしまったのです。
気が付けば囲まれていて20対1の状態。
恐怖で声も出ません。

その集団の特徴としては
皆サングラスのようなものをかけてお揃いの格好、
細身で足が長い。何やら爆音を鳴らしていました。
そんな集団に囲まれれば、そりゃ命の危険も感じます。

命カラガラなんとか無傷で逃げ切った私は
しばらくドキドキが止まりませんでした。

しかし、少し時間がたって冷静になったとき、私は思いました。
「あの場所は元々私の土地だ!」

ということで徹底的に戦うことにしました。
とは言っても相手は多数。しかも今なお戦力を拡大中。
どう戦うか。しっかり戦略を練らねばなりません。

まずは相手を知ることから始めました。
ネットで調べるとその集団の名前と画像が出てきました。
どうやらこの集団から被害を受けている人はたくさんいるようです。

しかし日頃はおとなしい性格の集団のようで
こちらから手を出さない限り攻撃はしてこないそうです。
そのため行政や警察も見て見ぬふり。
民間の団体にお願いすることもできますが
お金がかかってしまう。

やはり自分でやるしかない。

調べを進めていくとその集団は、夜はおとなしく眠りにつくとのこと。
私は夜の闇にまぎれて襲撃することにしました。
卑怯と言われても仕方ありません。

そうこうしている間にその集団の屋敷は増築され大きくなっていきました。
武器を手に奇襲を仕掛けた私に相手はなすすべもありません。
翌朝、その屋敷は廃墟と化しました。
実際の写真がこちらです。

はちの巣2回目

というわけで、アシナガバチのお話。
昨年も似たようなお話を掲載しましたが今回は規模が違いました。
(「女王陛下のご乱心」2019年6月20日掲載)

人は無理難題を目の当たりにすると諦めようとします。
しかし、今回のようにしっかり調べて事前に準備することができれば、
意外と簡単に解決できることもあります。

【多勢に無勢】…大人数に対して少人数では勝ち目がないこと

あたりまえのことも自分次第であたりまえでなくすることができるというお話。

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