このご時世に「ウイルス」というキーワードを発するのも憚られるくらい自粛ムードが蔓延しています。新型コロナウイルスだけでなく、コンピューターウイルスなどネガティブな要素しかないと思われがちですが、様々な研究でウイルスの中には人間のためになるものも多く存在することが分かっているそうです。
例えば、妊娠中の胎児を守るウイルスがあったり、ガンと戦ってくれるウイルスもあります。また、人間の進化の過程にはウイルスの存在があったそうです。
そこで本題の「カクゴウイルス」です。ミツバチの中には天敵であるオオスズメバチなどに襲われたときに、逃げ出してしまう働きバチと、女王バチを守るため勇猛果敢に立ち向かう働きバチに分かれるそうです。そして、それぞれの個体を調べてみると、後者のハチの脳はウイルスに感染していることが分かっています。ミツバチは一度針を刺したら死んでしまう。。。まさに決死の「覚悟」で立ち向かうことから「カクゴウイルス」と名付けられたそうです。
いま現在進行中のこの情勢から逃げ出してしまうのか、果敢に立ち向かうのか。いち個人だけではなく、人類全体の「カクゴ」が試されているのかもしれません。
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