ひょんなことから「大喜利」のイベントに参加することとなりました。
観客側ではなく、解答する側です。
会議室を借り、会議をするように「ロの字」に机を並べ、1つの問題に30人ぐらいが30分ぐらい、面白い解答を出し続けていくという異様な空間です。
皆さん素人の方ばかりなのですが、すごいスピードで解答が出てきます。
僕は無駄にマインドマップやマンダラートなどで用いて、一人ブレインストーミングしながら作る長考派なので、瞬時に解答できず、渡されたホワイトボードも白いままです。
単純に、この差は「準備」だと感じました。
よく耳にする「アンテナを高く張る」という言葉。「最先端の新しい情報を得ること」と思われがちですが、辞書で引くと「必要な情報を素早く手に入れられる環境を作ること」や「情報を漏らさずに得られるように注意・対応する」と書いてあり、特に「最先端」に拘ることではありません。
もちろん最先端の情報も得なければなりませんが、胆は「環境を作る」と「注意・対応する」ことで、個人的には「準備のやり方」の1つだと思っています。
同じような言葉で「引き出しを増やす」も、ただ数を増やすだけではなく、キーワードに紐付けされ、すぐに取り出せるように頭の中で整理しておく。これも同じように「準備のやり方」ではないでしょうか。
この上記二点の準備をしておくことで、より早く、より多くの解答を出すことができます。
普段の仕事においても「自分の会社のこと」「自分の仕事の業界動向」「地域の話題」などなど、準備が出来ていると、お客様の不意な質問に素早く答えれることができたり、社内会議でアイデアを出すのに役立つのではないでしょうか。
閑話休題。
さて、大喜利の話の続きです。
何も答えが浮かばず、ホワイトボードが白いまま時間は過ぎていきます。
悩ます問題は「超潔癖症の人に、ありがちなこと」です。
制限時間ギリギリ、ホワイトボードに何も書かずに手を上げ答えます。
「汚れるのでホワイトボードは使用しない」
コメント