少し前のお話です。
親同士の勝手な話し合いで、小学６年生２人、小学３年生１人の計３人（男子）で
旅をさせようということになりました。
出発地は名古屋市名東区の藤が丘駅、行き先は岐阜城。
皆さんは「スマホなし」で地下鉄と電車とバスとロープウェイを乗り継いで辿り着けますか？
正直私は自信がありません。
ましてや子どもだけで行くなんて絶対無理だと思っていました。
同じくらいの年齢のお子様がいらっしゃる方も同じように思うのではないでしょうか。
特に名駅で地下鉄からＪＲ東海道本線に乗り換えるなんて…
持たせたものはサイフと緊急時用のキッズケータイ（通話機能のみ）、
そしてざっくりとした行き方メモ。
約束はひとつだけ、
「行き方が分からなくなったら、その辺を歩いている一般人に聞かず、警察か駅員に聞くこと」
（連れ去られたら厄介なので）
案の定、名駅で迷子になって、おそるおそる警察に聞いたそうです。
その後は順調にすすみ、無事岐阜城へ辿りつきました。
本当かどうかわかりませんが、電車でお年寄りに席を譲ったと言ってました。
帰りは行きと違い、さらに藤が丘からリニモに乗って某大型ショッピングモールへ。
初めての経験が多く、ひとつ成長できるいい機会となりました。
ただ、ここで言いたいのは子どもの自慢話ではありません！
無理だと決めつけて行かせなかったら子どもの成長はありませんでした。
何でもやってみる、やらせてみるということが重要だということに
改めて気づかされました。
また、無事に帰って来られたのも、前述の「ひとつの約束」のおかげかなと思っています。
これを防災に置き換えて、災害が起きた場合にはどういう行動をするかを
家族で話し合っておくことも大切だと感じました。
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