皆さんこんにちは
マルワの企画営業部の工藤です。
私は、営業マンという顔を持ちながら
ISOの品質管理責任者も担当しております。
神戸製鋼所グループの7工場で、
品質管理の国際規格である
国際標準化機構(ISO)9001の認証が
一時停止されたり、取り消されたりされたと報道されています。
品質管理体制が要件を満たしていないということだそうです。
私達もISOを維持していくためには、
審査会社から年に一度の審査を受けて
「維持管理できてます」
というお墨付きを頂いています。
審査を受ける時に
要件を満たしていないから
一時停止になるとか、取り消されるとか
思ったことは
「一度もありません」(みんなそうだよね)
改善できる点を
第三者の視点で見ていただき
たくさんの指摘事項を頂くことが
とても
「ありがたい」
と思っています。
だって、
「会社が良くなるんだし」
指摘が多すぎて…剥奪!!
「やっぱりそんなこと考えたことないなぁ」
ISOは、法的な要求事項は当然だけど
自社のルールで決めたことをちゃんとやって、
それも費用対効果で無理はしなくていいよ的な部分もあって
身の丈にあった、運用ができるはずなのに…
自分たちで決めたルールをちゃんと守らないと
結果として
こんなことになっちゃうんだよね。
おそらく、品質的には大きな問題もないと推察されるから…
会社全体が、何のために・誰のためにISOやっているかって
わかっていないとこういうことになってしまうのではないでしょうか?
私達は、品質委員会が中心になって
ケアレスミスも抽出して
大きなミスにならないように改善しています。
定期的に勉強会も実施して
全社員に根付かせる努力もしています。
その中で、活発な意見が社員間で出て
具体的で良いコミュニケーション活動にもなります。
こういったことって
中小企業にしかできないことなのかな?
と感じてしまう報道でした。
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