情報発信の方法はたくさんあれど
伝わる文字組版で受け取りやすさは全く別物に
印刷の使命は受けとる人にやさしい情報発信
これからもマルワはこだわりたい
印刷会社の後継社長として自身が実践してきたことを地道に発信
デジタル化が進むことで紙媒体が減少する危機感は
業界関係者だからこそ大きい。
情報の保存という役割であれば紙にこだわることはない
しかし、デジタル化と言いながらその媒体が未来永劫残っていくのだろうか?
自身が若い頃は紙に変わる記憶媒体はテープだった
昨今VHSの映像が再生機器の販売がなくなることで
デジタルへの変換をよぎなくされていることが話題になっている
それではCDはどうだろうか?
これまた以前ノートPCにも当たり前にあったCDドライブを
最近見かけることは無くなった
デジタルの便利さはある一方で記憶媒体は日々変化している
となるとそれもどうも怪しいのである。
阪神淡路大震災から30年が経過し
当時のことが色々と話題になっている
そんな中で、こんな記事を知り合いの記者が送ってくれた
デイリースポーツが自主発行できなくなり
日経印刷(現日経東日本製作センター)が手を差し伸べたという記事である
休むことなく新聞を発行するという当事者の使命
1月17日当日の様子は翌18日には紙面になった
その一面は「助けて!!」の大見出しがつけられた
輪転機が回り始め気持ちがいっぱいになった
と当時を振り返る関係者の記事である
東日本大震災には6枚の壁新聞が話題になっている
石巻日日新聞より↓↓↓↓
紙という媒体にアナログの文字で落とされる
いかに新聞が情報発信で大事な役割をしているかがわかる
さて、マルワは先代が珠算の問題集を中心にスタートした会社である
小さい頃には自宅横の工場に活字があり、
文選職人が活字を拾っていた。今でいう入力である
以来、〇〇新聞をはじめとする多くの新聞を手掛けてきた
以前は一日おきの業界新聞を使っていた時期もある
その歴史があり、弊社の組版は綺麗だと定評がある
スタッフブログにはこんな書き込みもあり好評だ
このスタッフの書くブログはいまだに上位のアクセスである
印刷という事業領域から編集プロダクションにシフト
理由は、情報発信と役割が多岐にわたるようになってきたからだ
とはいえ、マルワが作り出す紙媒体への編集
定評のある読みやすくストレスのない組版
これらは先代が
が詰まった、マルワのゆるぎないDNAそのものである
ここに今では情報保障のメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)が加わった
受けとる人にやさしい文字組版をこれからもマルワはこだわりたい
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