今月の26日、27日に
「能登半島地震復興応援プロジェクト」
と称してイベントが開催されます。
皆様ぜひお越しください。
【避難所で不可欠な情報保障】
世界の国土の0.3%で発生する地震は18%の
世界中の活火山のうち10%が国内に
お察しの通りこれ日本のことです。
マグニチュード6.5以上の揺れが起きる確率は
「0.1~3%未満」だったにもかわわらず、
今年一月に発生した能登半島地震。
3ヶ月が経過してもいまだに8000名を超える人が避難生活を強いられています。
さて4月3日に発生した台湾の地震。
ビルの倒壊の写真や観光地での崩落による行方不明者
大きな被害が目に飛び込んできます。
東日本大震災ではいち早い支援をしてくれた台湾
日本人としてお返しする時です。
ところで今回の震災で話題になっていることがあります。
それは発生からわずか四時間で完成したプライバシー配慮の避難所の設営
🙂 台湾の場合はテントが作られてプライバシーも守られている
🙁 対して日本の避難所は難民キャンプのようで
ジャパンとは天と地との差がある
とSNS上で指摘の声が相次いでいます。
台湾では新型コロナウイルス感染症時の
ITを活用した素早い対策は記憶にあると思います。
スマートフォンを活用した管理は
日本でいうマイナンバーカードの普及が要因だとか?
こうしたインフラの差はこれからの日本の課題です。
さて台湾と比較して陳腐な日本の避難所
実は見逃せないことがあります。
それは情報発信。
着の身着のままの避難者は年齢も性別も最近では外国人観光客も
そこで必要な情報を受け取る要望も多様化してきました。
会場の案内も手書き
そんな場所も珍しくありません。
少なくとも会場の案内だけでも誰もが受け取れる工夫をしたいものです。
いわゆる情報保障の確保です。
このブログで度々紹介しているメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)は
まさに情報保障の理念に則っています。
その理念で出来上がったのがこれ
多言語表示でイラスト入り
加えて色弱者にも見分けやすい色使い
貼ってはがせるので後も残らない優れもの
不自由な避難所生活でせめて情報発信だけでも
伝わりやすい環境づくり
ちなみにイベントにも使えます。
SDGsと親和性が高いMUDの配慮
サービス向上の一環としてご一考くださいませ。
詳しくは下記から…
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