「映える㉚」

暖かくなりましたね。春ですね。会社の近所の桜は散りましたが、下を見ればそこには、タンポポが咲いていてまだ、春を感じられます。

実はこのタンポポは「生き残り戦術にたけています」

よく道路わきや、アスファルトの割れ目から咲いているタンポポを目にしませんか?このような踏まれたりする可能性が高い場所でも、他の植物が生えにくい場所で育つ事で生き残っているのです。

またタンポポの中でも、在来種と外来種の競争があり、外来種のせいで在来種が減ってきていると言われていましたが、最近の研究では2種の育つ環境や時期の違いでうまく住みわけが出来ていると考えられるようになりました。(外来種は人目に付きやすい都会の環境に強く、人里離れた自然の環境に弱いなど)

ちなみに、タンポポの茎を折ると出てくる白い液体は、細菌やカビの侵入を防ぎ、傷口の修復をする作用があると考えられているそうです。これも生き残りに役立っていますね。

3枚目の写真はタンポポをアクリル樹脂で封入したもので、最近このような標本が家オブジェとして流行っているそうです。

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