気がついたら、とうとう今年最後のブログになりました。
結局、コロナも落ち着かないまま今年が終わろうとしております。
「この年末年始こそは……!」と、帰省を心待ちにしていたのですが、この状況を鑑みて断念しました。
私は出かける予定に合わせて洋服を買うパターンが多いのですが(優柔不断なため、こういうきっかけがないといつまでもネットショッピングのお気に入りカートの中に留めたままなのです)、予定がなくなってしまうと、結局しばらくはタンスの肥やしになることもしばしば……。
このように、コロナの影響で外出する機会が減ったことにより、それに比例して洋服を新しく買う人が減ってきているようです。
ここだけ切り取ると、経済面ではマイナスの印象を受けますが、人々の中に「スローファッション」に対する意識が芽生えつつあるのかなと感じます。
今までは、「安くても服をたくさん持ちたい」「流行の服をそろえたい」という「ファストファッション志向」が主流でした。低価格でトレンドのファッションを取り入れることができ、短期間で流行を楽しむことができますが、その反面、大量生産による大量破棄、在庫過多等の問題が出てきています。
しかし、このコロナによって生活様式が変わったことで「無駄をなくす」という考えや、近年の環境や資源を守ろうという意識の高まりが、人々の洋服に対する考えにも反映されているような気がします。
「選び抜いたものを長く愛す」というスローファッション志向から、「自分に似合うもの」「自分らしさ」を追求する良い機会でもあるのかなと思っております。
また、スローファッション志向が大切にしている「地球環境や労働環境へのダメージの軽減」にも繋がってきます。
私も流行を追っかけるだけではなく、一つの服でいくつもの着回しができるような技術力を身に着けられるようになりたいです。
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