辻斬

辻斬つじぎり)とは、武士などが街中などで通行人を刀で斬りつける事。

wikipediaより

物騒な話題ですが、私の仕事にはこのように突然降りかかるトラブルがあります。

「辻斬」に使われている「辻」という漢字…

年末になり、弊社では年賀状の印刷がいまピークを迎えています。
具体的には、ただ絵柄をするだけのものと、宛名面にExcelなどで作成した情報を一枚一枚に印刷していく「可変印字」というものがあります。

この「可変印字」ですが、Excel上で入力された文字と、実際に印刷した文字で微妙に違う時があります。

例えば冒頭で紹介した「辻」がそうです。
この漢字、一点しんにょうと二点しんにょうの2種類があるのをご存知でしょうか?

今このブログを読んでくださっている方にはおそらく二点しんにょうの方が表示されているかと思います。
昔、PC上で表示するための文字規格が作られたとき、このような漢字はどちらか一つにしよう!ということで統一をされました。

しかし、昔から名前などに主流ではない方の漢字を使っていた人もいるわけで、特に苗字は日本人にとっては大事な血統の象徴でもありますから、そう易々と消える事はなかったのです。

で、「可変印字」の話に戻りますがこれのせいで意図していない文字の方が出てきてしまうのです。
作業者としては名前だけはなんとか見つけて正しい方の漢字にしようとしますが、正直数が多すぎる場合は依頼者の方に確認を取った上でご判断をお願いする場合もあります。

これ以外にも可変印字は様々な工程があるのですが、正直どの印刷会社(の作業者)さんも結構苦労されているようです…。

とはいえブログに書く以上宣伝のためにこれを書いておりますので、年賀状以外にも「可変印字」でこんなことできないだろうか?というご相談がありましたら弊社スタッフまでご気軽にお尋ねください。

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