聞き取りの基本は5W1H

答えろ!!

「テロ組織はいつからある!」 When(いつ)

「本拠地はどこだ!」 Where(どこ)

「指導者はだれだ!」 Who(誰)

「次は何を企んでいる!」 What(何を)

「何が目的だ!」 Why(なぜ)

「どうやって実行する気だ!」 How(どのように)

みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いまさらになり、ドラマ「VIVANT」の第一シーズンを視聴した制作部の者です。

第二シーズン開始までに、ようやく「別班」という言葉の意味が理解できるようになりました。間に合いましたよ。

さて、題目に戻りましょう。

私は前職でたびたび「取材」を行う機会がありましたが、その時に先輩社員からかけられた言葉が

この「5W1H」

皆さんもどこかで耳にしたことがあるでしょう、いまさら詳細は書きませんが、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」したのか、話を聞く際に、これを漏らすなというものです。

わたしは古い写真について取材を行うことがほとんどだったので、これを例にしてみましょう。

①写真の年代

これが正直一番大事

②写真が撮られた場所

これも大事

③写っている人はだれか

被写体の人が誰なのかわかると、逆説的にその人の年恰好から撮影年代が分かることもあります。

④⑤⑥何をしていて、なぜここにいあるのか、この後どうなったのか

写真を本に掲載したりする際に、ここの情報がしっかりしていると、写真の説明文(キャプション)に深みが増し、共感も得られます。

さあ、何を聞けばよいか理解したところで、冒頭に戻って

「答えろ!!」

なんていってはいけません。

冒頭はドラマの中でたびたび登場する、架空の諜報機関に属する主人公が行う拷問シーンでのひとコマです。

普通の人間はこんな拷問まがいなことはできませんので、取材対象者との会話が必要になります。

では、会話には何が必要でしょうか。

そうネタです。

そしてネタをひねり出すには、ある程度の事前知識が必要だと、私は考えています。

写真取材時には、名古屋から遠い九州の歴史を調べることもしばしばありました。

そんなとき何も知らない仏頂面のおじさんが来ても、向こうは話す気分にならない、いわゆるノッてこないんです。(20そこそこの若者は逆にこれが武器になったり、教えてあげようとして話が盛り上がったりもしますが…)

では、何を準備するのか、

最低限その場所についての事前知識を入れておくことです。

いぜーんのブログにも書きましたが、

「西都原」

「新田原」

これが読めなかった時点で、何も知らないことがすぐにばれます。

(さいとばる、にゅうたばると読む九州の地名です)

相手の話を聞いた上で、こちらも地域について知っている風にしたうえで会話をする。

すると相手も当時の記憶がよみがえってきたように話があふれてきます。

この状態にいかにもっていくか、取材者の腕の見せ所です。

いまでは社外に出ることもめっきりなくなり、デザイン等にかかわることが多くなりました。

チラシ1枚をつくるときに、わたしはどうしても「かっこよく」とか「いい感じ」にすることを意識してしまいますが、長年「デザイナー」として仕事をしてきた同僚は、まず、そのチラシがいつ、誰に主に配られるのか、チラシを使って何を伝えたいのか、なぜチラシをつくろうと思ったのかといった思考から入ります。わからなければ納得がいくまで、営業を通してお客様に聞き取りをする。

働く場所が変われど、正しく情報を聞き取るという工程がいかに大事か。そして

仕事の基本としていまも必要な知識であるなと実感させられています。

今の時代(ドラマの中でも)AIが活躍し、ここに頼って聞き取りなしで楽に仕事を勧められたら、とついつい考えてしまいがちですが、人と人との会話でしか聞き出せないことを、部署にかかわらず大事にしていければと考える夏休み前でした。

それではまた次回。

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