「映える⑥」

3月も半ばとなり、暖かくなってきました。今年は桜の開花も平年より7日間早いようです。

桜と言えば写真を撮ると自分のイメージとは違うことはありませんか?何か違う?色が違う・・・。

実は桜(ソメイヨシノ)の花は人のイメージよりも白い色をしています。実物の桜の花びらをよく見ていない人は何となくのイメージで、桜=ピンクと記録しています。

これは「この色はこうあるべき」と勝手に思い込んで記録してしまうからです。

 

「記憶色」・・人がイメージして覚えている色

「記録色」・・カメラが現実を忠実に再現した色

 

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印刷物はこの差を埋めるために、意図的にピンクを濃く修正する場合もあります。

こうすることで見る人を惹きつけることができるのです。スマホでも後加工アプリを使わなくても、撮影時に赤味を強くするだけで簡単に「映える」写真にすることができます。

 

 

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