弊社ではBCPの一環として防災用の折り畳み式ヘルメットが配布されています。
防災用のヘルメットは地震などの災害時に落下物や強風による飛来物から頭部を守り、転倒時に頭部を守ることができるなど重要な役割を果たします。
また、長期間保管しても性能が劣化しにくい点も支持される理由の一つとしてあります。
今年に入って国会の衆議院本会議場でも座席の下にヘルメットが常備されるようになり、学校などでも防災ヘルメットが採用されるところも増えています。
ひと昔前の学校ではヘルメットではなく防災頭巾であったような記憶があります。
ヘルメットは衝撃から頭部を保護することに特化する一方、防災頭巾はヘルメットに比べて衝撃吸収力が低いものの肩まで保護できる形状のものも多く、火災時に火の粉によるやけど防止などに役立ちます。
地震も多くなり、南海トラフ地震も懸念される中、今年は広範囲な山火事もニュースになりました。
ヘルメットが良いか。防災頭巾が良いか。想定される災害の種類や環境によって向き不向きも変わります。
お住いの地域や職場など、それぞれの環境でどちらが最適か。改めて見直してみてはいかがでしょうか。