巷でよく見る、あのデザイン

皆様こんにちは!
制作のNです!
年を明けて、最近更に寒くなってきました…
皆様体調など悪くしてないでしょうか?
私はクリスマスのあたりに、39℃の熱をだしましたが、以降めちゃくちゃ元気です!(ただの風邪でした……)
普段風邪ひかない人が、たまにひくと何故か重症化しますよね……





とまぁそんな訳で年明け一発目の私のブログですが、たまには制作らしく、デザインについてお話ししたいなと思います。


突然ですが皆様、こんなデザインをみたことはありませんか?


文字の塗りとフチ(周りの線)が微妙にズレているこのデザイン…

『版ズレ』と言われるデザインなのですが、Webや雑誌など、最近様々な場所でよく見かけます。
実際、この加工をするだけで何だか抜け感が出てオシャレで、流行的な感じがしますし、私も多用しています。

▲文字だけでなく、文字を囲うボックスにも使ってもいい感じに!

しかし何故『版ズレ』と呼ばれているのか、『版ズレ』とは何なのか?という話ですが……



そもそも『版ズレ』とは印刷業界の用語で、「印刷の際に複数の色を重ねて印刷する際、各色の印刷位置がずれてしまう現象」の事を指します。

もうちょっとわかりやすく言うと、印刷会社の印刷機はCMYK(青・ピンク・黄・黒)の4色のインクを重ねて、様々な色を表現するのですが、その重ねる色の位置がズレてしまう現象、という感じです。

つまり…本来の意味としてはあまりよくないものなのです……


それをデザインとして、最初に取り入れた人は凄いなぁ、と感じます!
何事も、本来マイナスなものでも、別の場所ではプラスなものになるのだと実感します……!

さて、最後になりますが……
この『版ズレ』のねやり方を書こうと思います。
とはいってもやり方は至ってシンプルで、「フチ(周りの線)と塗りに分け、線を塗りの上にズラして重ねる」というものです。

ちなみにコツは
・線をあまり太くしすぎない
・線をあまりズラしすぎない
・線と塗りの色に明度差をつける

といった風にすると、いい感じに仕上がると思います。

そんなこんなで、今回はデザインのお話しを少しさせていただきました。

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