ポジティブに変換


恐らくこのブログで一番交わることのないであろう層かもしれませんが、新成人の皆様、成人おめでとうございます。

いやー、ついこの間の自分の話かと思いきや、気が付けば成人式から早○年が経っています。恐怖です。

先日、毎年成人式前後は修羅場だという美容師の友人と会いました。その友人曰く、成人式のトレンドが変わってきているとのこと。

例えば、頭に付ける花飾り。

昔も今も付ける人が大半ですが、違いはその種類に。

自分たちの頃は、カラフルな造花が流行っていて、中には「頭よりでかいのでは……?」なんて思うくらい派手なものを付けている子もいました。

一方で、ここ最近のトレンドは、「ドライフラワー」。

お洒落な雑貨屋さんやカフェで見かけたり、自宅のインテリアとして飾られる方もいますよね。

なんと、それを髪飾りとして使うのだそうです。

確かに、落ち着いた色合いで主張が激しすぎないから、どんな着物にも合わせやすそうですよね。

「そういう使い方もあるのか」と、思わず感心しました。

以前は、ドライフラワーに対して、「死んだ花」や「枯れた花」というネガティブなイメージを持つ人も多く、成人式や結婚式といったおめでたい場にはそぐわないとされていました。

しかし、近年、特に欧米では、「永遠の美しさ」というポジティブなイメージに切り替わってきているそうです。

そういう風に、考え方一つで意味が良い方向にガラッと変わるのってなんだか面白いですよね。

どの時代も、流行が若い人たちばかりから生まれる理由がなんとなく分かります。

常識ばかりに囚われず、怖いもの知らずなあの瞬間。

それは今の若い人たちでもあり、かつての自分たちでもあり。

私たちは、年を取れば取るほど、「普通は〜」とか「常識的に考えて〜」とか、自分で自分の世界を狭めていっているような気がします。

若い人たちに倣って、私も頭ガチガチおばさんにならないように気を付けたいと思います……。

ちなみに、スマホに残っていた自分の成人式の時の写真。

この時まだ誕生日が来てないので、ぴっちぴちの19歳……怖い……。

毛先が真っ赤なのも若さゆえ……?

いや、これも常識に囚われてはいけないのかもしれません。

祖父が退職の際に、祖母と母にプレゼントしたという、ミキモトの真珠のネックレスを髪飾りとして頭に付けました。

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