言い伝えに耳を傾けて

12月に入ったと思えば、アッという間に月も半ば。今年もあと少し…。ほんとに早いですね。寒さも数日前から一段と厳しくなりいよいよ冬本番です。

そういえば最近、ニュースで火事の話題が多くないですか。大分での大規模火災であったり、群馬や神奈川でも山火事があったり… 今年は雨が降らす、降水量が少なくて空気が乾燥しているそうです。火の扱いには十分注意したいものです。

ところで、「丙午(ひのえうま)の年は火事が多い」という言い伝えを耳にしたことはありますか?

「丙午」とは、干支の組合せの43番目にあたり、十支の丙と十二支の午が組み合わさった年を指し、60年に一度巡ってきます。2026年はこの年にあたります。

「丙」と「午」どちらも火の性質を持つことから、火の力を象徴する年と考えられてきました。

そんなことから江戸時代初期には「丙午の年には火災が多い」という迷信がひろがり、その後も語り継がれてきたのではないかと思います。

現代の消防データを見る限り丙午だから火事が増える…なんてことはもちろんありません。

このような言い伝えは、昔の生活の知恵が形をかえて伝えられたもので、

「火の元には気をつけて」 という先人からのメッセージだと…

冬の季節、どうしても火が恋しくなります。くれぐれも火の扱いには気をつけてなくては…。

改めて防災について考えることが大切だと感じます。火の用心だけは忘れずにいきたいです。

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