前々回のブログでたまごっちのリバイバル商品についてお話ししましたが、実はこのような「ノスタルジック」を売りにしたマーケティング手法は他にもあります。
①キャラクター×体験型イベント
キャラクターをイメージしたドリンクやスイーツを取り扱ったコラボカフェ。
旬の人気のキャラクターとのコラボカフェはよく見かけますが、あえて懐かしいキャラクターとコラボすることで当時の層を獲得しているようです。
②キャラクター×コスメ
作中に登場するキャラクターの変身アイテムに見立てたような商品というものも出ています。例えば、魔法のステッキを模したメイクブラシや、変身アイテムのコンパクトを模したファンデーションなど。
③キャラクター×ファッションブランド
大人向けファッションブランドとのコラボで、Tシャツや靴下など様々な商品が展開されています。
当時は女児向けブランドから販売されていたものが、大人向けにブラッシュアップして販売されるようになりました。
こうして、近年の「平成レトロブーム」に乗っかっていろんなアプローチが行われております。
ただ古いものを懐かしむだけでなく、そこに令和の要素も取り入れながら新しい価値を見出すことで、その時代を知らない世代にも刺さっているようです。
しかし、平成が「レトロ」扱いだなんて…ちょっぴり寂しいですね。