防災について考える

宮崎県、神奈川県など2日間で大きな地震が連続で発生しています。

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が初めて発表されたためか、飲料水や防災グッズを購入する人が増え、売り切れが相次いでいるそうです。

行政からも過度買いだめ、買い占めは控えるよう呼びかけがされています。
やはり日頃からの備蓄が大事と感じます。

人の1日に必要な水の量は3リットル。手洗いやトイレなど入浴を除く生活用水として最低限必要な水の量は10〜20リットルと言われています。

水は飲料用だけでなく、炊飯など食事を作る時にも必要になります。
あるランキングで、災害時に必要なかったものの中にカップ麺がランクインしていました。
お湯が作れない環境、水も手に入らない状況下では現実的な食糧にはならなかったことが理由だそうです。

ちなみにシャワーは3分で約36リットルの水を使用します。先日、ある災害関連の講演の映像収録の業務で、能登半島地震発災後からボランティアに携われた方が行かれた方が、2週間くらいは入浴できず、同行の女性ボランティアの方は辛かったと思うとのお話が印象的でした。

災害時に給水車の前に列を作り、水を汲むという光景をニュースで見ますが、災害発生から1週間~10日程度を目途に行う目標で計画されているそうです。

現在は売り切れ中の水ですが、流通が落ち着いた頃に備えて、今のうちに改めて点検をされてみてはいかがでしょうか。
新たに購入されるのでしたら柔らかい材質ペットボトルよりも、硬めの材質のペットボトルの方がおすすめです。

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