防災について考える

最近、自宅の非常備蓄品の点検を行ないました。
定期的に見るようにしているものの、賞味期限が近いものもあり、週1くらいのペースでお昼ご飯として食べるようにしています。

ローリングストックと言われますので、もう少し工夫が必要だと感じます。

皆さまのご家庭でも様々な備蓄品を用意されているかと思いますが、その中でもペットボトルの水は皆さま準備されているかと思います。

ペットボトルの水も賞味期限があります。
ウォーターサーバーの水は3ヶ月〜6ヶ月くらいに対してペットボトルの水は2〜3年のものから5〜15年の長期のものなど様々です。
賞味期限が切れた水はその後どのようにされているでしょうか。

水は無機物のため腐ることのないものです。
一方で腐るとはタンパク質を含む有機物が細菌によって分解され変異した状態です。
水が腐る状態とは水の中に不純物や細菌が混入することを言います。

ペットボトルの水は出荷前に不純物を取り除き、殺菌処理をされているため、未開封で有機物と接することがなければ腐ることはありません。

ペットボトルの水に賞味期限がある理由は、ペット素材にはわずかに気体透過する性質があり、水の蒸発によって内容量が変わるため設定されているそうです。

捨てやすいペットボトル、硬めのペットボトルなど素材イメージすると水の賞味期限の幅が広いことも納得ができます。

1日あたりに一人が必要な水の量は3リットル、炊事洗濯トイレなど生活全般で1日に使う水の量は273リットルと言われています。

保管の方法を間違えなければ腐ることがない水

能登半島地震では道路の寸断で支援物資の供給が遅れたと言われています。
被災範囲が広ければ、支援が届くのも遅れる可能性は大いにあります。

あくまでも自己責任ですが、腐らないものであれば、手元に残しておくことも選択肢としてあるのかと思います。

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