「うるう」とは??

本日は2月29日。

そう、今年は「閏(うるう)年」ですね。

お恥ずかしながら完全にこのことを失念して今日から3月だと思っておりました……

 

ところで、「閏年」の「閏(うるう)」ってどういう意味かご存知でしょうか?

インターネットで「閏 意味」などで検索すれば、多くのサイトやブログがヒットすると思うので詳細は割愛しますが、一言で言えば「通常よりも多い」というような意味です(閏年なら通常365日/年のところ、1日多く366日/年ですよね)。

地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間が365日丁度ではないので4年に1回1日増やして調整するために閏年がある……ということはみなさまご存知だと思いますが、閏年はちょうど(夏季)オリンピックイヤーにやってくるので、オリンピックに合わせて閏年がある、と思っている人もいるとかいないとか(これはたまたま第一回のオリンピック開催年が閏年だっただけの偶然だそうです)。

 

因みに閏年を英語では「leap year」と呼ぶことが多いようです(他の呼び方もあります)。

leapとは「跳ねる」「跳躍」といった意味なので、日本語の「うるう」とはニュアンスが異なりますが、通常年であれば翌年の曜日は1つズレる(今年月曜なら来年の同日は火曜日)ところ、閏年の場合2つズレる(今年月曜なら来年の同日は水曜日)ので「ひとつ跳ぶ」ということでleap yearと呼ぶようです。

ちょっと発想が面白いですよね。

 

なお、閏には年以外にも「閏秒」もあります。

デジタルの世界(コンピューターの情報処理)では、閏年も場合によってはシステムなどに影響を及ぼす可能性がありますが、閏秒は閏年以上にシステムの不具合を生じさせる可能性が高いようで、閏秒による調整を廃止しては、という意見もあるようです。

些細なこと(僅かな調整)ほど難しい、ズレた場合に障害が発生しやすい、というのはあらゆる場面でもいえそうですね(奥深い!)

 

ということで、当社の社員ブログは当番制で、当番カレンダーを作って共有しているのですが、閏年であることが抜け落ちて、本日の当番が誰もいないではないですか!となったので中の人(管理人)が慌てて書いたのでした……というオチです。

うるうことで生じる「ズレ」はこんなところにも、です。

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