こんにちは。オンデマンド機担当のＯです。
今日はAdobe製品の技術的なお話です。
最近、生成AIでスクリプト（Illustrator等を動かせるプログラミング的なもの）が書けることが分かったので、チラッとご紹介したいと思います。
（ちなみにタイトルは人工知能の「AI」とイラレの拡張子「AI」をかけています。どうでもいいことですが…）
さて、IllustratorやIndesignを使っている際に「ファイル」という項目の中に「スクリプト」という項目があるのをご存知でしょうか？
Adobe製品を普段使っているけれど、ここは触ったことないという方も大勢いるかもしれません。
Adobe製品におけるスクリプトがどういうものかというと、一定の動作をJavascriptという言語で命令する、というものです。（筆者も仕組みに関しては大雑把にしか分かっていませんが…）
例えば「ボタン一つでオブジェクトを決められた配置で整列させる」「ボタン一つで文章の中の改行を全て消す」といったことができます。
といった本来のソフトには無い機能もこのスクリプトを使うと補う事ができるようです。
そして生成AIでスクリプトを書く方法は非常に簡単で、
「イラレで○○してから○○するスクリプトを書いて」
と命令するだけです。
（今まで参考書を読みながら必死に考えていた苦労は一体…）
AIが書き上げたスクリプトは、Windowsの場合でしたら必要部分をメモ帳に貼って拡張子を「.jsx」にします。
その後の登録方法はコチラをご参考に。
https://hamfactory.net/illustrator/script-basic/
（hamfactory「Illustratorでスクリプトを使ってみよう［標準機能編］」より）
私が試してみたChatGPT3ではまだ簡単なモノしかできないようですが、バージョンが上がれば精度も良くなっているという情報をネットで見ましたので、皆さんの仕事にも活かせる日もいつかは来ると思います。
さて、ざっとの紹介でしたがいかがでしたでしょうか？
もう知ってるよ！という方もいらっしゃるかも知れませんが、私は初めて知った時は革命的な衝撃でした。
「あれもできるか？これもできるか？」と生成AIにひたすら尋ねていますが、可能性があり過ぎて夜も眠れないくらいです。
みなさんも宜しければぜひお試しくださいませ。
