皆さま、コロナ禍の行動制限が無くなったゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
このゴールデンウィークに、「ハンバーグ屋さんで378分待ち」と著名YouTuberが投稿して話題になりました。コロナ禍が明け、人々の外出が活発になったなかで需要が供給を上回り、圧倒的にキャパ不足。こんな時、待っているお客さんはもとより、働いている中の人のモチベーションってどうなんでしょうか。
お客さんがたくさん来るのは嬉しいけど、注文を捌けど捌けど終わりが見えない。待たされるお客さんからはクレームも入るだろうし、モチベーションの低下に伴ってサービスの質量とも下がってくる悪循環が起こっても不思議ではありません。
結果的に「もうこのお店には行かない」ってなったら本末転倒です。
中古車販売の最王手「ビッグモーター」の不正も話題になりました。車検で預かったお客様の車を、わざとパンクさせて保険金や工賃を不正に受け取ったり、無資格の社員が検査したり。あげくには保険会社にばれないパンクのさせ方をレクチャーする動画が拡散。これらはやった社員が悪いのだけど、根本的には利益至上主義が過ぎて、厳しすぎるノルマを設定する会社の体質に原因があると思います。
いずれも仕組みを変えることで問題が解決できる。最近お気に入りの行列ができすぎる有名ラーメン店では、最初から営業時間が短いし、麺がなくなり次第終了。店主も無理せず体調が悪くなったらすぐにSNSでお休みを発信(因みに件のハンバーグ屋は待ち時間と組数をリアルタイムで更新してますので悪しからず)。この店のファンもそれは織り込み済みで、店主の体調をネタにしながらレアなラーメンにありつけるのを楽しんでいる。その分味は全品!裏切られることは無い!!
江ノ電の取り組みも参考になります。慢性的に混雑していた江ノ島電鉄(スラムダンクの影響も!)。ダイヤ改正でとった秘策は12分間隔の運行を14分間隔にする減便だそうです。
限界ギリギリの12分間隔だと、混雑で遅延が発生したら他の路線を巻き込んで、更なる遅延が発生していたそうです。混雑の影響での運休が年間400本くらいあったのが、このGWの運休はゼロに!余裕を持った運行計画により、運転手さんも車掌さんも一層ゆとりが持てますし、結果的に安全運行に繋がっているそうです。
まさに押してだめなら引いてみる。引き算の発想!
予断ですが、最近の新車デザインはコテコテしたものもありますが、余計な要素を極力省いて「引き算の美学」を体現しています。
閑話休題。
閑話休題。
この時期のマルワは比較的落ち着いていて、お仕事のキャパシティにはゆとりがあります(ぜひお仕事のご相談ください(^^))。お仕事のキャパシティは経験やスキルによって異なってきますが、リフレッシュやリラックスのキャパシティも同様なのではないでしょうか。こういった落ち着いた時期を活用して有給を分散取得することで、プライベートとビジネスのバランスを良く過すことも大切だと思います。
4月よりマルワでは有休取得時期の分散化を推進中。これも健康経営への取り組みの一つに繋がります。
ご理解いただけますと幸いです。