先日お客様の商品をスタジオで撮影する機会がありまして、新入社員のM君に勉強がてら助手として同行してもらいました。
その商品とは特注テントの新商品ということで、大きさはもとより組み立ての過程も伝わるようにお客様立ち会いのもと、カメラマンを交えてどう撮ったら伝わる写真になるか、どんな順番で撮影していけば予定時間内に収まるか、などなど協議しながらの進行です。
普段は制作部で内勤の新人君。営業を通してでしかお客様の想いに触れることは無いですから、新鮮な気づきを得てくれたことと思います。
さて、そんな撮影の途中で昔のスチール撮影の話しになりました。デジカメの無い時代はフィルムから現像してとか、モニターが無いからポラロイドを使って。。。と話したものの反応が薄く、もしかしたらと思い「ポラロイドって知ってる?」と聞いてみたらやっぱり知らないとのこと。(チェキなら伝わりました(^O^))
写植とか版下とかを知らない人には慣れてきたけど、一般家庭でも使われてたポラロイドを知らない世代が現れた!と遂にその時が来た感に浸った次第。
いわゆる彼らはZ世代。昔から新世代が現れるとネガティブな語られ方が多かったですけど、Z世代って結構ポジティブに捉えられるコトの方が多い気がします。
Z世代の特徴
・生まれた時からインターネットあるだけでなく、それが普通に浸透していた「真のデジタルネイティブ」
・ガラケーって何?な層が結構多い「スマホネイティブ」
・スマホが当たり前だからSNSも当然「SNSネイティブ」
だから主義主張が固まっているメディアや一握りのパワータレントなんかよりも、身近なインフルエンサーやSNS上での様々な意見に触れることで自然と多様性が身についていたり、新しいものやことに対する受容性が高いんだと思います。
それにSNS上での画像や動画はスマホで見る分には、普通の人が普通の機械で撮った物でも満足出来ますね。
撮影においても、【じっくり構図を固めて露出補正をしっかりして撮影プランをしっかり固めて、できるだけポラやフィルムの無駄打ちを減らす職人気質】
なのか、
【感覚やひらめきでガンガン挑戦して、数打てば当たる キセキの1枚を狙っていけるマインド】
両立できることが一番凄いと思うけど、感覚派のようなことは生まれ持ったマインドだから成せるのかなぁ、とふと羨ましく感じます。
生まれた世代は変えることはできない。私はジェネレーションXの「X世代」。バブル崩壊や就職氷河期を耐えてきたしぶとさが特徴。その強みで頑張っていきたいものです。
ちなみにZ世代の次は「α世代」だそうです。時代は待ってくれません。しぶとさで新時代の荒波を航海していこうと思う次第です。
(ツチヤさんへのアンサーブログ的に締めさせていただきました)
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