こんなところにもトレードオフ

マルワの社長ブログにて紹介させていただいていますが、先日のオンライン工場見学会を担当させていただきました。
http://www.maruwanet.co.jp/tori/17508/

ウェビナーなどのライブ配信のお手伝いが本格的に始まってから約1年半。その間成功と、もう少し頑張れたという反省がありながらも、お客様の情報発信のお手伝いに少しずつ貢献できているなぁ、と手応えを感じることができました。

コロナが蔓延するまでは正直ZOOMの「ズ」の字も知らなかった自分が、今では一端のディレクター顔でオンライン配信を管理しているとは想像もしていなかったところです。

マルワは印刷会社なので紙に印刷して何かを伝えるのが本業です。「何かを伝える」こと、を変えずに新しい取り組みに挑戦して、少なからずお仕事としてリリースすることが出来たのは個の力だけでは絶対にムリ!ノウハウを教えてくれた方とのパートナーシップと、忙しい時間を割いて仕組み作りに参加していただいたスタッフの方々の協力、そしてかなりのラッキーによるものと心得ています。

そんな状況での新たな取り組みが、先の「オンライン工場見学会」でした。
一通りライブで工場をご案内した際の、参加者の方からの質問が印象的でした。

「リアルでできる事とオンラインだからこそ伝えられることの違いは?」

オンラインがこれだけ浸透したのは、コロナがあったからやむを得ずということが大きかったです。
草創期はハウリングや映像の乱れがあったり、講演する側は参加者のリアクションが見えないからやりにくい、などデメリットが強調されていたと思います。
ところが観る側も伝える側も慣れてきて、メリットを感じることも多くなったのではないでしょうか。

私が感じたオンラインのメリット
・コロナの蔓延にやきもきしないで良い(予定が立てやすい)
・遠方のお客様にも気軽に参加してもらえる
・後で(いつでも)振り返って見れる(アーカイブに残る)
・見せたいところを強調できる
・チャットなどで直接質問できる

一方オンラインのデメリット
・他の参加者との交流ができない
・後でも見れるから、ところどころ他ごとに気をとられる
・見せたくないところが強調されてしまう
・操作に慣れてないと質問がし辛い

まだまだあると思いますが、メリットとデメリットは表裏一体。トレードオフの関係がみえます。
意外と盲点なのが太字下線の「見せたくないところが強調されてしまう」です。
社内美化に気をつけていてもカメラの映像を通してみると、ちょっとした机上の乱れや積まれた荷物なんかが強調されてごちゃごちゃして見えちゃいます。

「あちらを立てればこちらが立たず」ですが、最近はリアルとオンラインを融合させた”ハイブリッド”型のご相談が中心になってきました。ZOOMやTeamsなどのオンラインプラットフォームも日々進化しています。マルワの発信事業もお客様の声を励みに進化していきます!

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