二刀流

二天一流の宮本武蔵が有名ですが、平成・令和の時代は何といっても大谷翔平選手。

野球の本場メジャーリーグでデビュー年に新人王を獲得。更には先日118年ぶりに2番・投手として出場。三振の山を築き、100マイル以上の速球を連発、ホームランまでかっ飛ばし「リアル二刀流」などと世界中が熱狂しています。

同じ日本人として誇らしくもあり、このまま怪我無く活躍することを祈っています。

さて、二刀流とは何も限られた天才だけの話ではありません。

マルワにも色んな二刀流があります。

「製版オペレーターとBCPや情報管理の書類作成の二刀流」
「印刷オペレーターとYouTuberの二刀流」
「グラフィックデザインと動画制作の二刀流」
「印刷営業とライブ配信ディレクターの二刀流」
「経営者とSDGSアドバイザーの二刀流」
「経理とシステム開発の二刀流」

まだまだ紹介しきれていませんが、一番上の例の製版オペレーターは他にもこなせる人で、ボクは心の中で「千手観音」と勝手に名付けています。

一昔前にゼネラリストからスペシャリストが求められるようになりました。

一つのことを極める職人の気質は大切ですが、令和の時代はそれを複数持っている人材でないと活躍の場がどんどん減ってきています。

マルワの二刀流たちも最初からマルチなタレントの持ち主ってわけじゃなかったけれど、紹介事例のいくつかはこの1年2年で身についたことが多いんです。そういう意味で緊急事態宣言で有り余った時間をどう使うか、ということを追求した結果が二刀流を加速させたのだと思います。

マルワとか印刷業界の話に限らず、飲食店がテイクアウトに活路を見出したのも二刀流といえるかもしれませんし、レストランでありながら新鮮な野菜を売る八百屋もやったり、航空会社が飛ばなくなった飛行機をレストランにしてみたり、この苦しい時代を生き残るヒントが二刀流ではないでしょうか。

とはいえあれもこれもと手を出して中途半端になるのは良くないですね。継続し、高めていくことも忘れずに。

「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす」

『五輪書』でも武蔵が言ってます。

コメント

  1. […] 二刀流 […]

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