色①:赤

おはようございます。
54期になり、初めてのブログ当番です。
今期はタイトルにあるように、「色」について書こうと思っております。
初回は「赤」について書きます。

『シグナルレッド』

赤といえば何を思い浮かべるでしょう?

私は、目立たせたいときに使う色というイメージがあります。

有名な代表例は、道路の標識です。
「とまれ」など、目にとめてほしいものには赤が使われます。
停止信号に使われる鮮やかな赤のことを「シグナルレッド」というそうです。遠くからでも認識したいものに優先的に使用されます。

折り加工用機械の緊急停止ボタンやストップボタンも赤色が使われています。

チラシの制作でも、お得な価格は赤を選択して強調します。

ウエス(掃除用の布切れ)を大切に使うために、単価を強調して節約を促す掲示物。
「20」が目立つように赤で強調されています。

色彩学の中では、「進出色/後退色」という言葉が出てきます。
赤などの暖色系は、青などの寒色系に比べて手前にあるように見える性質があります。
その色のことを「進出色」といい、逆を「後退色」といいます。
波長によって加減が変わり、高波長である赤は、可視光の中でもっとも進出して見える色なので、目立たせたいときに適しています。

※可視光…人が目で見ることのできる波長範囲のこと。

『赤=女性?』

トイレのマークは赤が女性を表すことが多いですよね。
よくお仕事でフリーイラストを使用する際も、女の子は赤やピンクの服が多いです。

赤は女性の色というイメージを持つ人が多いからだと思います。

ですが、多様性の時代ですので、人のイラストでは性別でイメージを決めつけず、男の子にピンクの服を、女の子に水色の服をを着せるよう心掛ける時があります。

また、トイレマークの赤=女性、青=男性というイメージは海外にはないそうです。
色のイメージは、住む環境によって異なるため、配慮が必要になります。

ピンクを着こなす男性社員

制作の面で、赤にはいつも助けられています。
これからも赤について知り、効果的に大切に使っていきたいと思います。

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