ふと、昔テレビで見た誰かの(曖昧な記憶…)こんな言葉を思い出しました。
「子どもに『勉強って何のためにするの?』と聞かれたとき、皆さんどう答えますか?」というものです。
勉強というものに対して、常日頃確固たる信念を持っているのなら答えられるかもしれませんが、大抵の場合は答えに窮するか、適当な思い付きの理由で取り繕ってしまう事でしょう。
ちなみにテレビで見た誰かは「将来何の仕事をするか考える時にいろんな職業に就く選択肢が増えるから」と子どもに答えていたと記憶しています。
しかし、こうしてコロナが来て目途の立たない危機的経済状況になって「選択肢」が限られてきた状況を見ると、その問答の答えも大して意味を成さないような気がしてきました。
「人生何が起こるかわからない」とは散々言われてきましたが、確かにいままで個人レベルでそういうのはあったけれど、こうして地球全体にウイルスが蔓延してくると全員が一斉に価値観をかえようとしているように感じます。
…で、今回の記事で私が一番言いたい事はというと、
「価値観が変わったのなら物事の理由や動機もかえてしまいましょう」
という事です。
揺るがない理由や動機は日本古来では「信念」と呼んで尊ばれましたが、そういった誰かが考えた美徳を自分に当てはめる必要は無いですし、今こそそういう殻を破る時なのではないでしょうか。
自己啓発的かつ抽象的な内容になってしまいましたが、例えば冒頭に述べた「勉強する理由」について今のあなたならどう答えますか?
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