皆さんは学生の頃、就職活動以外で企業に見学・体験に行ったことはありますか?
地元の商店・企業で体験活動を行う中学校・高等学校はPTA新聞のお仕事で記事を見るに、少なくないようです。
教育実習などと同じように、受け入れ先を探すのには中々苦労なさっているようですが……。
マルワでは大学生のインターンシップも含め、年間いくつかの学校の学生さんの受け入れをします。
つい先週も地元の中学生さんが2日間、「職場体験」をしていってくれました。
普段、会社見学に来てくださったお客さまに部署の説明をしていますが、皆さん大人。
中学生はリアクションも新鮮で、私たちの常識とは見え方が違うようです。
(若者のPC離れ、が現実であることを実感してしまいました……。)
社会人に「見に来て良かった」と思っていただける会社見学と、「体験先がここで良かった」と中学生・高校生に感じてもらえること。
見てもらう「会社」は同じでも、いつもと同じ、ではかゆいところに手が届いていない感じ。とても難しいです。
毎回、「何らかの学びや発見に繋がることをさせてあげられてるかな?」「楽しい、思い出になっているかな?」とこっそり結構、ドキドキしながら対応しています。
私自身は中高とも、職業体験に類似するものも実施していない学校でしたので、参考になる実体験が無いので、程度が分からない、というのもありますが。
そんな結構頭を悩ませてくれる「職業体験」ですが、来てもらえて良いこともたくさんあります。
通常の会社見学の利点と同じ、「知ってもらえる」「見られることを意識する」ということもありますが、あまりオトナは質問してこない「仕事でやりがいを感じることは」「やってて良かったと思うのはいつですか」「仕事で大切だと思っていることは何ですか」なんて質問に、真面目に考える機会になったりだとか。
新鮮な感性の意見に触れる機会は良いものですね。
そんなわけで、体験の感想をしっかりがっつり聞きたいのに、できるだけたくさん見てもらいたい!でついつい毎度、時間いっぱい……より良い「体験」をしてもらえるよう、反省と改善を頑張ります。
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