メンバーが足らないということでソフトボールのお誘いをいただきましたが、丁重かつ迅速に お断りさせていただきました。この年齢になるまで、球技という球技をやってこなかったので、ど素人が出ていって迷惑をかけるどころか、骨の一つも折りかねないからです。
野球やサッカーなどのスポーツのルールは、ほぼテレビゲームで覚えました。
何度となく父に野球観戦へ連れて行ってもらったことはありますが、キャッチボールをした記憶はありません。
詰まるところ、実際に野球をやる「キッカケ」がなかったのです。
富士山に登ったことがないのも
ブイヤベースを食べたことがないのも
ブラインドサッカーを生で見たことがないのも
シンガポールに行ったことがないのも
キッカケが なかったから、経験していません。
逆に
琵琶湖で泳いだことがあるのも
トムヤムクンを食べたことがあるのも
女子プロ野球を生で見たことがあるのも
台湾に行ったことがあるのも
キッカケがあったから、経験できたことです。
PayPayの100億円還元キャンペーンも、Netflixが1ヶ月無料なのも、まずは試してもらうキッカケを作っています。
先日の土曜日、マルワの活動を外部の方々に見ていただく「委員会発表」と、弊社社長による「プチSDGsセミナー」が行われました。
その中で「はじめて、ちゃんとSDGsに触れました」というご感想をいただきました。
誰かのためのキッカケを作る。
これは当社の経営理念「人が集い、社会に発信する会社」の1つの成果なのかもしれません。
年に1度の発表会だけではなく、SNSや広報誌での発信、会社見学、社長のセミナー、そして日々のお客さまとの対話。すべて誰かのキッカケになればと考えております。
さて、そうなると問題が一つ。次回ソフトボールを誘われたとき「球技をはじめるキッカケに」と言われると断りにくい。
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