形状の軌跡

形状の軌跡-01

 

最近、筆者の手元に展開図を作るお仕事が増えてきました。

今日載せている画像は実際のお仕事のものでは無いですが、
箱にベロ?(蓋などを閉める時に先に閉めるアレ)を作る時に、
自分がどういう風に作っているのか軌跡で示したものです。

一番左が完成形の箱だとして、そのベロを作るだけの動作で、
一番右からいろいろな動作を重ねて、徐々に形を変えていってます。

最初に円を切り出して、切り出した円をさらに円でくり抜いて…角を丸くして…上下対称にして…台座を足して…また角を丸くして…と色々な動作をやっています。

イラストレーターのソフトを使用して作っているので、箱の展開図専用のソフトとかを使えばもっと早いのかもしれませんが、少なくともイラストレーターで最左の図にするためにはこれが最短のコースかと思います。

最短…と言っても実際にはいろいろ考えて試行錯誤して作り上げているので、
実際の箱製作となると、上図の2~5倍くらいプラスの動作は加わっているかと思います。

人は時間が経つと角が丸くなると言いますが、
箱製作はとにかく手を動かさない事には思い通りの形ができません。

いいまとめが浮かばないですが、
どんな形も紆余曲折を経て出来ているというお話でした。

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