ここまで現在は気をつかわないと

 

 

先日、友人の保育士さんと話をしていた時の事ですが。

その子の子どもが画用紙にお母さんの似顔絵を描いているのを見ていると、

『顔の色を使過ぎて、うすオレンジが無くなった。』と言っていました。

『ん…。』と思った私はどの色の事を言っているのかなと思い覗き込んでみると肌色の事でした。

 

その事を友人に話してみると、今は肌色とは表現せずに『うすオレンジ・ペールオレンジ』と表現するそうです。差別用語的な兼ね合いでそうなったみたいです。

 

個人的はこのことまで考えないといけないんだと正直思いました。

 

印刷の仕事をしていると色上質紙という紙があります。この紙はもともと紙に色の成分が含まれて作られる紙でパッと見が青でも、うすみず・浅黄など同じ色の様に見えても少し色が違うだけで呼び名が変わります。この色上質の中には肌という表現は実は残っています。どこから、何を統一していけば良いのか判らないですし、何がどのようなカタチで引っかかるのか解らない時代に感じました。

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