今年も名古屋青年会議所(JC)で
SDGsについての講演依頼をいただきました。
名古屋JCは昨年に引き続きSDGsの具体的な実践をしていくそうです。
来社された30代の若き経営者2人。
本業も忙しい2人なのに
こうした事で時間を取られることになり
日々大変そうです。
しかしこういう活動がなければSDGsなんて
➡ 知ることも
➡ 関わることも
➡ 会社に落とし込むことも
出来なかったと思います。
それだけに多忙ですが良い体験をされています。
若き後継者と関わることになり
必ず聞かれることがあります。
SDGsの推進で
➡ 社内の問題は改善されましたか?
➡ 会社のブランド価値はアップしましたか?
➡ 働きやすい職場は実現しましたか?
➡ ブルーオーシャンが実現できましたか?
この質問に対しての回答は
否 😉
たしかにSDGsは理念を明確に表す指針です。
この達成によって会社のブランド価値は上がると思います。
そういた論調が多いこともありSDGsの達成が
あたかも経営者の悩みを軽減し
理想とすべき会社の実現を感じている方もいるようです。
もちろん本来の業務プラス+αとなりますが、
😕 SDGsの実践は大変だろうなぁ
と。感じている方も。
だから明確に答えるようにしています。
➡ SDGsを実践して、バラ色の会社作りは実現できません。
➡ SDGsに関わるから問題がなくなることもありません。
相変わらず問題山積で、社員の見方によっては
😥 「言っている理想と実際の会社の様子が違うじゃん」なんて思っていることさえありますよ。
ってね。
➡ SDGsを実践し会社を俯瞰すると
➡ 会社が変革していくと体感するほど
➡ 新たな空気が会社に入っていると思うほど
今までの会社と矛盾と大きなギャップを感じるものです。
「でもね」と若き後継者に言います。
😉 それがSDGsなんですよ
って。
見ない世界を追求することは混乱が発生します。
人は変化を嫌うものです。
だから本当は現状維持が良いんです。
みらい創造を真剣に考えるのはトップしかいないんだと。
そしてその結果は経営者が負うのだと。
経営者や後継者は評論家ではなく
そこに身を置いて体感して信じたモノを追い求めていく
🙂 それが経営ですよ。
と、偉そうに僕が若き経営者、後継者に伝えるメッセージです。
若き経営者に最後に一言
➡ 社員はモチベーションが落ちたと言えても
我々はそれだけは口にしてはいけないんだと。
だって経営の多くは課題と問題だらけ。
😉 モチベーションなんて考えていたら経営はできません。
とね。
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