エコプロダクツ2019に行ってきました。
日本最大級の環境の展示会。
会場に入って目を引いたのが環境省のブース。
車のボディーもスチールではなくなるんでしょうか。
エコプロダクツのスタートは1999年。
なんと20年前 😯 から、環境の展示会としてスタートしていました。
😯 ちょっと驚きです。
僕は2005年ぐらいから足を運んでいます。
最初は5万人弱の入場者がピークは18万人。
ただ最近は減少傾向にあり
名だたる大手企業も姿を消したのがちょっと寂しい限りです。
しかし今年は西館に集約されたこともあり
また定番となった子供たちの社会見学もあり
ワサワサ感があって賑やかな印象でした。
さて昨年に引き続き今年もSDGs 。
昨年は17の目標と企業活動とのラベリングだけという
➡ SDGsウォッシュ
が目立ちました。
が、今年はSDGsの取り組みに大きな差が…。
その中で特筆すべきはコニカミノルタさん。
今の役員の人たちが若い時に既にサスティナビリティ経営を展開。
そうした素地がこの会社にはあるようです。
今回は
💡 環境デジタルプラットフォーム
という、ノウハウ共有の場を作り企業の枠を超えた提案を展示。
2030年のあるべき姿を想定して
バックキャスティングを明確にした
メッセージの発信をしています。
なにせ若いCSR担当の社員の人の説明が明快。
しかもメッセージだけの展示で機器はほぼありません。
今回の日経SDGs経営大賞に選ばれる理由がわかる気がします。
対して他の多くは相変わらず自社の持っている技術を
SDGsの17の目標につなげての提案が目立ちました。
当然多くの製紙メーカーも出ています。
➡ 薬品の分野の提案
➡ パッケージの素材提案
とモノの提案が目立ちます。
いくつかの製紙メーカーの担当者に
😥 印刷に関わる本来の紙の提案は
と聞いたところ、
🙁 紙の印刷ですかぁ。目新しいものありませんなぁ
とバッサリ。
😡 オイオイ君達がそれを言ってはいかんでしょう。
と腹の中で突っ込みたくなる気持ちに。
新たな提案といっても、素材や形の過去の延長上ですから
先のコニカミノルタのような
新鮮味がないのは当然かもしれません。
スタートして20年が経過した環境展示会エコプロダクツ。
➡ 環境低減、自然に優しい素材、省エネ
その時々に明確に提案するものがありました。
しかし未来を創造し提案するのがSDGs。
長く守られてきたビジネスモデルに
胡坐をかいてきたわけではないですが・・・。
印刷業界とともに成長してきた彼らの提案を見るにつけ
😕 うーん
😐 抜本的な面白さを彼らに求めるのは限界かな
と考えしまった次第です。
😉 みらいの創造は自身で作り上げる…しかないですね。
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