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道の駅に消費者心理のヒントが・・・

道の駅は駐車スペースやトイレ、情報発信の施設を備える事を目的に1993年に104か所かせスタートしましたが、今年とうとう930か所にも増えました。最近では地域の自主性が反映され、町の特産物など数多く並べられています。

写真は先日盆休みに立ち寄った琵琶湖にある「琵琶湖大橋米プラザ」という名の道の駅。遊覧船乗り場が看板だけになっており、草が生い茂っている様子を見ると、かつてはここが遊覧船乗り場であった事がわかります。

ここでは現地で作られているお米やお茶などが売られていました。お茶…滋賀県でお茶はピンときませんでしたが、煎茶からほうじ茶など個人の農家で詰められたものが売られており、流通を通らない包装の素朴さが帰って購入意欲をそそります。

最近はスーパーでも生産者の顔写真入りの食材をよく目にします。何か作っている人の息遣いを感じる事ができ、少々高くても安心して購入できる感じがします。

実は道の駅、我々旅行者だけでなく地元の人の生活をも支えているように感じます。弁当屋総菜なども数多く並べられていますから、これは立派なコンビニと言っても過言ではありません。

最初は国土交通省らしく情報発信やトイレと言ったハード面でスタートした道の駅、ここを自分たちの地域の情報発信基地になってきました。郊外の大手流通チェーンと違って心温まる雰囲気が建物自体に感じます。

景気の不透明感で不安な経済状況、とかく過去の消費を意識した低価格、大量販売に走りがちですが、実は路の駅での情報発信を見ていると、「購入する理由」をしっかりと発信している事を感じました。

最近は各地の道の駅に立ち寄る事が楽しみになっています。旅行者も地元民も集う道の駅、ここに訪れる人たちの消費行動を知ることがこれからのお客様心理をを知るヒントが隠されているような気がします。
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