にっぽんど真ん中祭り…通称「どまつり」。1999年にYOSAKOIソーラン祭りに参加した名古屋の大学生が地元でもこの感動を伝えたいという事で始まったこのお祭り、今では全国から210チーム、23000人を参加する地元名古屋の一大イベントです。
名古屋市をはじめ愛知県内19か所の会場で各チームが踊り、そのパワーを各地で発信しているこのイベント、当社の地元平針商店街でも25チームが踊りにきくれました。
地元のお祭りと言いながら実は私も今まで見物させていただいた程度。スタートから終了まですべてのチームを目にすることは初めてです。老若男女大勢の人たちが踊りを一つにする様は圧巻。やはり現場で感じるパワーにはすごいものがあります。
このお祭りに際して商店街では事前に早朝のゴミ拾いをして街をきれいにし準備。当日はお店や地元企業の人たちとが各担当にそれぞれ係りを持ってこの祭りをバックアップしていました。
当社も休みにも関わらず情報委員会をはじめとする社員がお手伝いとして参加してくれました。アナウンスやスターターをする女子社員、駐車場の整理をする男性社員、普段であれば決して経験することのないイベントの手伝いを一生懸命務めてくれました。
かつては地元の大企業の社員も手伝いに来ていたそうですが、「休日出勤の回復処置」が問題になり、結局辞退することになったと聞きました。
「せっかくの休日に」と思うのが偽らざる気持ち。しかしその気持ちは表情や態度に出るもの。そんな人とは一緒にやりたくはありません。やはり「やらされ感」は周りにも伝わってしまいますから。
「どうせやるなら楽しくやらなきゃ」そんな表情で参加してくれた社員。前向きな動きは見ていても気持ちがいいものです。そしてあらためて会社を預かる身として社員のバックアップに感謝するばかりです。
社会貢献と言葉では簡単に言います。寄付をする事も一つの社会貢献ですが、こうして一緒になって参加するのも社会貢献だと思います。ささやかですが、地元に少しお手伝いができました。
「地元に感動を、そして元気を」の思いで始まったこの一大イベント。あれから12年、確かに商店街の久々の活気を、そこにかかわる人たちの表情を見るとこの理念は確実に浸透していると思います。
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