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今更ながら口は災いのもと

これは確信犯???・・・と思わず勘ぐってしまう今回の松本防災大臣の辞任劇。岩手や宮城での知事への「上から目線」発言が問題となっていましたが、あっさりと辞任をしてしまいました。そもそもこの松本議員、大臣就任時に「自民党も公明党も民主党もみんな嫌いです」と発言、また菅総理の続投にも批判的で、大臣就任も幾度となく断った方です。
しかし報道された言葉だけをとるといかがなものか…ですが、よくよくその前のやり取りを聞くと、復興に対する熱い思いを述べている部分も。親分肌ですから、「やる事はやれ、そういう姿を見せたらあとはとことんフォローする」と言うつもりで言ったのだと思うのですが、やはり余分な言葉が多すぎた事で、誤解を生んでの退場のようです。
ひょっとして…もともとやりたくなかったから、こうした行動で自らの演出で辞任に追い込んだと・・・考えすぎでしょうか。しかし新聞によっては「菅総理と刺し違い」なんて物騒な見出しもあります。これが真実としたらかなりの策士です。ただそれが万が一真実であれば被災民にとってはかなり失礼な話ですね。
私は中小企業といえどもトップ。その姿勢が普段から問われます。多くの来客がありますが、そういった来客に対する応対は協力会社、仕入れ企業ほど大切にしないといけない…と先代からも幾度となくいわれました。振り返ってみると自身の若さゆえに冷や汗をかいた事も幾度となくあります。
口は災いのもと…とよく言われます。そして私も人生の中でそう反省した事は幾度となくあります。しかし今回の発言はやっぱり素の部分が出ちゃったかなぁ…と。あの「記事にした社は切る…」このオフレコ発言はさすがに「まずい!!」と思ったんでしょうね。
「長幼の序」なんて難しい言葉も出ました。「目上への敬意のほかに忘れられがちな目下への慈悲」どうもこの意味からすると使い方を間違っていませんか…。口は災いのもとと言いますが、被災民にとってはこの大臣の交代劇でまた復興が後手になってしまいました。やはり辞める予定のトップの下で大役を引き受けても先が見えてしまうというのは誰でも思う事。やはりもうトップは交代した方が良いようです。


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