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働き方改革は働き方のみらい創造と考えてみる

仕事観

来期の経営計画の方針も無事に決まりました。前倒しで進めた計画のためなんとも慌ただしい時間となりました。

 

それでもなんとか策定にこぎつけることができまずはホッとしています。計画発表の最後にこんな話をしました。

 

働き方改革は中小企業をダメにする

 

なんとも僕らしくない時代に逆行する表現ですが、今回計画や作りながら本当にそう思ったのです。

 

 ➡ 休日を増やし

 

 ➡ 有給取得を奨励し

 

 ➡ 時間外労働の時間を制限し

 

たしかにこれからの時代大切なことばかり。かつてサラリーマン時代に、組合員の権利を主張する職場での分会長の仕事をしていた自分。

 

そこからすれば至極当たり前の要求ですが。それにしても度が過ぎると個人的には思っています。

 

働く時間を短くして利益を上げる

 

額面通り受け取れば小学校の子供でさえ、矛盾していると感じると思うのです。

 

大企業であれば人数が多いですから、誰かがカバーができますが、限られた人数の中でこのやりくりをしていかなくてはいけないのです。

 

行き着いたのは業務の見える化

 

印刷業界ではこの「見える化の提唱」が10年近く前からされおり、このところこの見える化が脚光をあびています。

 

仕事が減少しても社員には安心して働いてもらうために、よりシビアな利益管理が必要だということです。

 

ただこういう書き方をすると経営側ばかりの理屈になりますが、実は働く側もこれからは大変な時代になるのです。

 

それは働く時間が短くなる中で成果を出すことがより求められるミッションだからです。現実に社員からもそういう言葉を耳にしています。

 

先日の経営会議ではこの部分をしっかりと説明しました。

 

現在のアワータイムが〇〇円。これを〇円アップしたい。だから限られた時間で中身の濃い仕事をしなくてはいけないということ。

 

そしてそれがストレートに評価に結びつくという説明をさせていただきました。

 

そんな話をしながら、中学校の教職のいた頃に反抗期だった当時の生徒にこんな話をしたことがあったなと思いだしました。

 

 🙂 権利の主張は構わないが、一方で義務も果たすのも権利を主張するときの大切な約束事だ

 

と。幸い弊社の社員は良い人ばかりです。これは社員自身の言葉ですので間違いないと思います。

 

また社員満足アンケートを春にしましたが、ほぼ全社員に近い数字で満足をしてもらっていると評価をいただきました。だから信頼関係のある今のうちに、

 

 😐 心してかかってください

 

という思いでお話をさせてもらった時間です。一方で仕事のやり方を変革すると考える機会。これも働き方のみらい創造ですよね。

 

働き方改革は中小企業をダメにする

 

だからこの言葉をひっくり返したいと強い思いを持っての今朝のメッセージです。


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