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厳しい仲間に身を置くからこそ大切にしたい

みらい創造

自社の強みとなる商品が1つあったとします。ある製造業でその商品は自社でほとんど自己完結できますので利益率としては材料代程度、それ以外はほぼ会社に残ります。つまり

 ➡ 大きな売り上げを占めていて

 ➡ ほぼ社内で生産ができる

つまり会社に残るお金は大きいという商品です。

ところが、この商品の先行きはかなり不透明です。商品の役割が年々縮小しており、少なくとも数年後はかなりの苦戦が予想されます。ひょっとしたら市場としての役割の使命は終わるのでは…とさえ言われています。

社員からも「今現在利益率がちゃんとあるのか」と疑問があり、よくよくその原価計算をしてみたところ、実は本当の利益は収支トントンでした。

 😉 大きな売り上げを占め、今はお金も残っている

 😥 ところがみらいに目を移した場合あまり光が見えない

さて、この商品を果たしてスパッと切れるでしょうか?それとも当面の数字を考えた場合この仕事を継続していくでしょうか?

冷静に第三者が見た場合は、多くはやはりこの商品は近々撤退となるでしょう。見た目だけ数字が上がり、利益率はどんどん悪くなり、将来は衰退という商品。冷静に考えてみれば続けていくリスクが大きいと思った方が普通です。ところが当事者は違うジャッジをすることが多いのではないでしょうか。

 😡 そうは言ったところで、損していなければ続けるべきだ

と。やはり目先の数字に目が奪われてしまうのは普通の感覚でと思うのです。そこで次の一手を踏めるかどうか。

 😕 後押しする意見をするのか、冷静なジャッジを求める意見をするのか。

それが同じ釜の飯を食った仲間だと思います。

先日いっしょに定期的に勉強する仲間との情報交換会がありました。そしてお互いの状況をシェアしていました。その時のやりとりが先の内容です。

もちろん、最終的にはジャッジは自分です。しかし第三者が冷静にみた意見はあるに越したことがありません。そのジャッジを元に冷静な決定を後押しされるのではないかと。また問題を先送りにせずに済むのだろうと思った次第です。

➡ 同じ釜の飯を食った仲間

 ➡ 胸襟を開く

言い古された言葉ですが大切だと思った時間です。

集まった仲間は実はほぼ同業者。同じ業界の仲間が腹を割ってお互いをぶちまけるのはすごいことだとあらためて思いました。みらい創造には厳しい現実避けては通れません。厳しい仲間に身を置くからこそ、大切にしたいなと…。


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