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社長の過干渉の落とし穴

社長の仕事

先日社内で大きなクレームが発生しました。具体的な内容は流石に伏せますが、印刷に携わる者としてあってはいけない内容です。

ところでこの手のミスが以前もあったということが後で関係者から報告がありました。しかし営業担当者も品質管理責任者もそして私自身もそのミスがあったという記憶がないのです。

弊社はISOの品質を取得している会社。審査期間の方から中小企業の運用としては実に精度が高いと褒めていただいているにも関わらずです。

このときにしっかりと是正をしていれば決して発生しなかったのが今回のミス。正直なところ残念でなりません。

印刷会社というのは文字ひとつ間違っていてもアウトになる大変シビアな仕事です。ある意味で誤植や見落としたの戦いといっても過言ではありません。

ただ絶対に間違ってはいけない部分があります。この部分は仕事として当たり前のはずですが、今回は残念ながら発生してしまいました。

小さなほころびをないがしろにして気がつけば大きな傷口になってしまった、今回に限っていえばそんな表現がピッタリかなと。

トップとして反省するのはこういった見過ごしてしまう状況を作ってしまったという反省にあります。ミスが発生した際に

 😕 このミスは後々大きな傷口になる

といった見極めと、

 😡 徹底的な再発防止を呼びかける

のが責任者としての役割。今回のように以前もあったミスがまた発生してしまったという状況は、仕事に対する詰めの甘さそのものです。

ミスやクレームが発生した際に社員が報告に来ますが、ここに落とし穴がある気がします。クレーム報告書を義務付けていますが、ひょっとしたら報告が¥することで解決策になっていないかと。

社員がそこで徹底的に話をする解決の癖をつくっていかないと、いつまでたっても社長に対する仕事になってしまうなと。

自分たちで徹底的に考えた再発防止策を共通理解で承認。そうしないと今回のようなことはなくならないと反省です。

過干渉・・・

これは何も子育てだけの言葉ではありません。結果社長がすべてジャッジすることで社員の自立を奪っているのではないかと。

社長の仕事は現場に身を置いて環境美化や機械の音、整理整頓、会社にいる時は必ず見る事だと思います。

 ➡ 現場のちょっとした細かな異変は身を置く、静かに見守る事

で間違い無く異変に感じられるはずですから。


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